桜がいよいよほころび始めた3月末、当会代表荒牧麻子主催で寺町二条の「一保堂」にて行われたお茶会の様子をお伝えします。
お茶会といっても作法が気になるお茶席ではなく、気楽に愉しもうという趣旨。香りたつ日本茶をいただきながら、講師の渡辺都さんから老舗茶舗の奥さまとして日常の暮らしぶりのお話を交え、日本茶の基礎知識とそのポイントを教わりました。
都さんが日々の暮らしで心がけているのは「家族の舌を守る」ことだそうです。常に茶葉を吟味する職業柄なので、味覚を育て、守っていくことが「一保堂」の伝統の味わいを保つことにつながるからでしょう。具体的には、毎日の食生活に心を配り、出来るだけ季節感や旬の味わい、行事を大切にすること。そして食材を粗末にしないで使い切るように努めること。そうした妻、母としての細やかな愛情と知恵が、一保堂に対する信頼とますます高まる人気の理由であると、納得しました。
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| 「お茶の葉を売るだけでなく、淹れ方をはじめ、日本茶の楽しみをお伝えしていきたい」と語る、渡辺都さん。 |
参加者のほとんどが初対面にもかかわらず、終始和やかな雰囲気。 |
その後、日本茶についてのお話をうかがい、いよいよお茶を実際にいただくという流れで進んでいきました。高級茶として知られる玉露から始まり、煎茶、ほうじ茶、それぞれの淹れ方を伝授していただきました。同じ茶葉を用いても、温度や時間など細かい条件が異なると、香り・味わい・水色が変わることを、実際に比較をしながら味わうことで実感しました。丁寧に注がれたお茶のあまりの美味しさに参加者一同、うっとり。この感動は実際に味わっていただかないとお伝えしきれないのが残念です。
今回ご参加いただけなかった皆様!秋にも一保堂で日本茶を愉しむ会第二弾を企画中です!どうぞご期待ください。
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| 玉露は、沸かしたての熱湯を3つの茶碗に順番に移し変えて60度くらいの温度に下げてから淹れるのがコツ。 |
日本茶の基礎知識や淹れ方のコツをわかりやすく説明してくださった比嘉さん。 |
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| 美味しく淹れるコツは、(1)たっぷりめのお茶の葉 (2)適度なお湯の温度 (3)急須の中の時間 また、最後の一滴はうまみのエッセンスなので急須から出し切るのがポイントです。 |
事前予約が必要な「松屋常盤」の「菜種きんとん」。その柔らかな口当たりに驚きの声と感激の笑みが。 |
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