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活動報告
古都で愉しむ日本茶の会〜冬の愉しみ方〜
開催日時: 2007年11月29日(木) 11:30〜13:30 ※受付11:15〜
開催場所: 京都寺町二条、一保堂茶舗

大福茶はお茶の種類を表わす名前ではなく、詰められるお茶は店ごとによって様々。 一保堂の場合は選りすぐりの柳を使った玄米茶。
11月〜12月にかけて京都は紅葉シーズンまっさかり。もみじは真っ赤に、銀杏は黄色に彩られ、町を歩くだけでも心が安らぎます。そんな中、京都は寺町二条の一保堂茶舗にて第2回「古都で楽しむ日本茶の会」が開催されました。
紅葉を愛でた後のくつろぎのひと時…この贅沢なひと時を、和やかな雰囲気の中、京の味覚と共に楽しみました。
一通りお茶の基礎知識を教わった後、この日最初に頂いたのは、京都ならではのお茶という“大福茶(おおぶくちゃ)”。年のはじめ、正月にのむ縁起もののお茶だそうです。
京が都だった時代、都に疫病が流行した際に、ある僧がお茶によって人々の苦しみを救い、その徳にあやかる意味から、時の天皇が年のはじめに“お茶を服する”(王服茶)ようになり、以降年賀の行事として一般に広まったということです。その後“幸福をもたらすお茶”として「大福」の字があてられるようになったとか。
お茶を淹れる上で大切なポイントは「茶葉の量」「お湯の温度」「抽出時間」の3つ。玄米茶の場合たっぷりめの茶葉に熱湯を注いで(目安は約12gの茶葉に約240gのお湯)、そのまま揺すらず30秒待つ。そして一気に最後の一滴まで出し切る。“ジッと待ってサッと出す”のがコツだそう。一人一人が大福茶を淹れた後は、天保初年(1830)から続く京の仕出し専門の老舗「菱岩」のお弁当をお茶とともに頂きました。
繊細で上品な味わいの料理に香り高い玄米茶がとてもよく合います。料理を楽しみ、お茶を楽しみ、その2つのハーモニーを堪能いたしました。
菱岩の仕出し弁当。一つ一つ丁寧な味付けで、更に彩りも美しく、目も喜ばせてくれるものでした。
折敷は、渡辺都(社長夫人)さんが、今日の日のために一枚一枚手作りしてくださったものです。
大福茶とお弁当を楽しんだ後は、抹茶の点て方を教わり、和菓子と共にいただきます。
抹茶というと作法が難しいイメージがありますが、作法にとらわれることなく、家庭で気軽に楽しむ点て方を教わりました。
抹茶は、茶さじ1杯半(約2g)に対しお湯を抹茶茶碗に3分目(約50cc)。熱湯ではなく、茶碗にいったん熱湯を移してから抹茶茶碗にいれます(約80℃)。その後は「バシャバシャ10秒、サラサラ5秒、の書いてポン」で出来上がり。手早く点てることがコツだそうです。
一緒に頂いた和菓子は「亀末廣」の“京の香”という香り高い求肥のお菓子。これがまた抹茶とピッタリ。
玄米茶に始まり、和菓子で閉めるまで、あっという間の3時間。京の味覚を十分堪能させていただきました。
次回のお茶会はいつになるのでしょうか?楽しみです!
茶こしでこしてから点てるとダマになりにくく、失敗が少ないそうです。
器も渡辺都(社長夫人)さんの手作りです。 和菓子は「亀末廣」の“京の香”。
大きめのボウルで点てて、カップに小分けにして頂くのもおしゃれですね。
アール・ド・ヴィーヴルとは、自分に丁寧に接し、常に実践していくもの。
今後も皆様の“アール・ド・ヴィーヴル”に役立つヒントを見つけていただければと スタッフ一同願っております!
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